2021年01月25日


HOMEに戻る

花に癒される』 1年で1番寒い時期であり、屋外花壇には見栄えするものは何も咲いていなかった。
  ”花家族の会”の有効期限は3月末まであるので、慌てて寒い時期に行く必要は無かったのであるが、
1枚残っている ”同伴者無料券”も早く使いたくて、友達を誘ってフラワーセンターを訪れてみた。
  予想通りに屋外の花壇には目ぼしい物は何も咲いておらず、これから成長するであろうビオラが植えられているのみであった。 梅林園には一部の品種の梅が咲き掛けていた。 ツバキ、サザンカも蕾状態。
園内をゆっくりと1時間掛けて散歩し、写真は1枚も撮らずに今日のフラワーセンターを終える。
  フラワーセンターからの帰り道、いつも気にはなっていた加西市の鶉野飛行場跡に出来た備蓄倉庫に展示されていると言う ”紫電改の実物大模型”を見に行こうと意気投合した。
Road Map :宝殿から北上し、県道716号線を中国縦貫加西ICに向かうとICより2km程手前にあり。
Routo Map:駐車料は無料、通常は、一般入場料は500円、70歳以上は250円。
兵庫県立
22回目のフラワーセンター
  一番寒いこの時期に咲いている花は皆無に近いのは判っていたが、無料券の消化を
兼ねて、園内の散策を行うこととした。 1時間程の散策をした帰路で、相棒が何度か
バイクのテスト走行で訪れたことのある、鶉野飛行跡にあるはずの ”紫電改”を見に行こうとの話しで意気投合した。
”紫電改”の実物大模型
  休館日なのに、展示場に入れたのはラッキーであった。 戦闘機ファンではないが、
構造が巧妙な星型エンジンには、昔から興味があった。 エンジン関係の展示は無く、
管理人(案内人)はエンジンには詳しく無いようで、エンジン関係の話しは聞けなかった。  これで、呉市の大和ミュージアムにも行ってみたくなった。
兵庫県加西市豊倉町
  1.加西フラワーセンター  2008年05月17日
  2.加西フラワーセンター  2018年11月24日
  3.加西フラワーセンター  2019年04月20日
  4.加西フラワーセンター  2019年05月23日
  5.加西フラワーセンター  2019年06月13日
  6.加西フラワーセンター  2019年08月06日
  7.加西フラワーセンター  2019年08月09日
  8.加西フラワーセンター  2019年09月03日
  9.加西フラワーセンター  2019年10月07日
10.加西フラワーセンター  2019年11月06日
11.加西フラワーセンター  2020年01月06日
12.加西フラワーセンター  2020年03月06日
13.加西フラワーセンター  2020年03月21日
14.加西フラワーセンター  2020年04月03日
15.加西フラワーセンター  2020年05月23日
16.加西フラワーセンター  2020年06月21日17.加西フラワーセンター  2020年07月16日
18.加西フラワーセンター  2020年08月03日
19.加西フラワーセンター  2020年09月11日
20.加西フラワーセンター  2020年09月19日
21.加西フラワーセンター  2020年10月12日
22.加西フラワーセンター  2021年01月25日
「紫電改」とは
  局地戦闘機「紫電改」は、第2次世界大戦末期に旧日本海軍が切り札として投入した戦闘機です。
姫路で製造後、鶉野に運ばれ、川西航空機姫路製作所鶉野工場で46機が組み立てられました。
全長 9.37m、翼の幅 11.99m、エンジンの力 1,990馬力
速さ 時速644km/h、乗員 1名
「紫電改」の実物大模型の一般公開
公開場所:兵庫県加西市鶉野町2274-11 ”鶉野(うずらの)飛行場跡地” 備蓄倉庫。
公開日:毎月第1、3日曜日 10時〜15時。 申込不要。
  公開日が限定されているとは知らずに行ってみると、たまたま管理人が来ていて、展示倉庫に入れて
貰え、「紫電改」の説明を受けることが出来た。 同年代の管理人であり意気投合出来た。
  相棒は昔、鶉野飛行場跡地でバイクの騒音テストに何度も訪れており、懐かしく飛行場跡を眺めていた。
”鶉野(うずらの)飛行場跡の簡易地図。
”鶉野飛行場”の一郭に ”紫電改”の実物大模型が格納された ”備蓄倉庫”と称された大きな建屋があった。
手前にには広い駐車場があり、ガラス戸の中には ”紫電改”が見えていた。
公開日は毎月第1、3日曜日だけなので、今日は閉館日であるが、たまたま、管理人が来ており、中に入ることが出来た。
しかも、案内、解説も行ってくれたので、メチャクチャラッキーであった。
”紫電改”は大型模型とは思えない出来であり、一つ一つのパーツを図面を元に手作りで作り、組立てたらしい。
図面、資料関係は終戦と共に廃棄焼却されたのでは・・・
開館日の混み具合は判らないが、今日は我々2人の貸切りとなった。
戦闘時には捨ててしまうらしい、補助燃料タンク。
”誉”(ほまれ)と名付けられた ”紫電改”の星型エンジンは、最終的には
18気筒の排気量35.8L 最高出力1,800HP、50HP/Lは、
スーパーチャージャ付の出力らしいが、詳細は定かでではない。
因みにカワサキのスーパーチャージャ付1000ccバイクは300ps/Lを
発揮しているので、時代の差を感じた。
開館日でもないのに長い時間、説明をしてくれた管理人さん(右)、と
それを熱心に聞く相棒(左)。
「星型4st内燃機関」のお勉強
元、エンジン屋の端くれとしては、機体にはあまり興味が無く、18気筒の星型エンジンの構造が気になるところである。
現在のCAD、コンピュータ設計と違って、紙図と計算尺でよくもこんな複雑なエンジンが設計出来たものだと感心する。
代表的な航空機用 ”星型エンジン”
これを見て ”星型エンジン”がどう動くか判らない方は、”星型エンジン”の
構造の、お勉強を諦めた方が良い。 実はおいらも判っていない。
”星型エンジン”のキモはクランクシャフトとコンロッドに在り。
と言っても間違いではないと思う。
自動車用エンジンでは在り得ないコンロッド形状である。